TCT Guitar Parts



Strat




Tele




Jazzmaster




CBS




Inline パドル




3x3 パドル




Snake Head




Charvel




Beak






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スケール

通常、スケールを変えるとネックポケットの形状やブリッジの位置等を変更する必要がありますが、Conversion Neckはこれらの改造をする必要が無く、通常のボディをそのまま使用する事が可能です。
コンバージョンネックは手が小さい人には特にお勧めです。























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フレット数

ツバ出し指板になる場合、指板のエンド部をShurやシャーベルのように真っすぐにカットする事も可能です。(お問い合わせの時に指定して下さい)


24フレットのスケールは25-1/2"のみとなります。Musikraftの24フレットネックはワーモスのと違ってツバ出し部分が長く無いのですが、その代わりにこのネック専用のボディが必要になります。(TCTGP工房で対応するボディの製作が可能です)










































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ナットの幅



1-5/8" (約41.28mm)
vintage narrow 1.650" (約41.91mm)
modern 1-11/16" (約42.85mm)
wide 1-3/4" (約44.45mm)



参考までに:

Vintageの「普通」はちょっと狭い vintage narrow 1.650"

最近のギターの多くはそれよりは広い modern 1-11/16"が多いですね。








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ネック塗装



Satin(サテン)  / Gloss(グロス)


サテンは半つや消しの仕上げ。グロスはツヤ有りの仕上げです。一般にサテンの方が薄塗りです。グロスは磨く作業中に塗装が無くなってしまわないように厚めに塗っておくのが普通です。

ヘッドストック表面だけグロスで他はサテンというのも特注対応可能です。

サテンのつや消し具合は塗装担当者によって違います。米国の家具の塗装の世界ではセミグロスとかフラットシーンなどといくつか段階に分かれているのですが、ギター界では全てまとめてサテンと呼んで区別していないですね。



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Thin Lacquer シーラー

シーラーはあくまでも下塗りで上からラッカーやポリウレタン塗装をするのが普通です。シーラーは非常に薄いので慣れていない人ですと一見何も塗っていないように感じる場合もあります。上から塗装するつもりが無くて超薄塗りが希望ならばオイルfinishもご検討下さい

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Oil
Amber Tint Oil
Aged Oil


経験上、この3つはあまり大差無いような気がします。Musikraftもサイトで「エイジドオイルはバーズアイに最適」と書いているようにバーズアイやフレームだと色のコントラストが付きやすいようですが、普通のRockメイプルだとほとんど変わらない個体が多いです。
オイル自体に少し色が付いていてもすごく薄塗りだからあまり色が出ないのでしょう。オイルfinishなのにアンバーな色にしたい場合は塗装前の材に直接色を付けてからオイルを塗るという手法の方が有効で、これは特注で対応が可能です。



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Tru Oil (Gun Stock Oil)

ライフルなど銃の木製パーツ部分によく使われるfinish。他のオイルfinishと違ってラッカーやポリウレタンのように塗膜を形成するので材を守る力はオイルよりはるかに上です。(オイルと言うとややこしいのですが、実際これはむしろニスに分類されるものです)

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Clear Lacquer
Light Tint Lacquer
Med Tint Lacquer
Dark Tint Lacquer

これはアンバーの色合い、濃さの目安の話です。クリアーは完全に透明、Vintage TintはVintage風に少しアンバーな色のクリアーです。Tintの具合はライト、ミディアム、ダークが選べますが実際の色合いは材の色や塗装担当者のセンスにもよるので正確な色指定は出来ないです


light tint



Med Tint



Dark tint



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塗装 : None (No Warranty)

塗装無しでオーダーする事も可能ですがこの場合はNo Warrantyとあるように保証はありません。湿度が高い、又は乾燥している地域に出荷すると、削ったばかりの木は割と早く影響を受ける場合もあるので製品を入手したらなるべく早く、最低でもシーラーかオイルを塗った方が安心でしょう。


ギタービルダーさんの所に持って行って組んでもらう場合、ビルダーさんが忙しいと預かったまましばらく放置される可能性があります。無塗装ネックの場合はビルダーさんに説明してシーラーだけはすぐに塗っておいてとお願いした方がいいです


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エイジド加工はYSWが担当します。 The レリック道も参考にして下さい

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Klusonチューナーを使う場合、普通は素直にVintage Kluson 11/32を選べば良いのですが、ある年代(この資料が無いのでわかりません!)でFenderは直径を表と裏で変えていた時期がありました。それを再現したい場合はVintage Kluson 2 Stepを選んで下さい。

(個人的にレリックやってて気がついたんですけど、Kluson 2 Stepってブッシュを一旦入れると今度はずす時に異様に苦労しますね。 修理、改造の時ギタービルダーさん多分泣きます・・・)

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例えゴトー社製でもクルーソン スタイルのを使うつもりならばVintage Klusonの穴を選択して下さい。

(間違えて10mmのにしてしまった場合はコンバージョンブッシュを使えばKlusonを使えるので大丈夫です)












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Single Actingロッドは順反り方向に反っているネックを修正出来るロッドでVintage時代に使われていました。

Dual Actingは順反りも逆反りもどちらにも対応出来るロッドです。

これだけを聞けばDual Actingの方が絶対に良さそうに思えますが、ロッド自体の重さが違うのと、Singleactingは常にネックにプレッシャーを与えるようにインストールされている等の理由からSingleとDualは音の響きが結構違います。
(これは「気のせいなんじゃないの?」というレベルでは無いので、Vintageの音を再現したいという人はSingle Actingを選ばないとダメです)

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Adjust at Head(ヘッド側調整)はロッドを調整する時にヘッドストック側からレンチやドライバーで回します。

Adjust at Heel(ヒール側調整)は逆にネックのヒール側から調整します。
こちらはほとんどの場合ネックを一旦ボディから外す必要があります。

Wheel ヒール側調整はホイールナットの事で、こちらは調整時にネックをはずす必要はありませんが、ボディのネックポケットにノッチ加工が必要となります。

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Vintage nut - マイナスドライバーで調整
Hex nut - 6角レンチで調整
Modern nut - 6角レンチ、プラス/マイナスドライバーで調整可能





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指板のR

表示の数字はR (半径)をインチで表しています。 例えば12なら、12インチを半径とする円周の一部が指板のカーブという事になります。 つまりこの数字が大きいほどフラットに近い指板になる訳です。
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compound radiusはナット側とネックエンド側のRが違います。円錐を一部切り出した形だと思って下さい。

ローポジションでコードワークが楽

ハイポジションでソロが弾き易く、チョーキングした時にも音切れしにくい


・・といった、「Vintageとモダーンの良いところを兼ね備えたプロファイル」
等と一般的には言われています。

ちなみに、compound radiusもストレートもどちらもかなり弦高を低目にセット出来ますが、「とことん限界まで低く」したい人はストレートの方が良いですよ。

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指板のRを決める時の参考として、ユーザーの意見をいくつか紹介します。それぞれが自分の感覚で勝手に言っているだけなので、最終的な判断は自分でして下さいね。


*
私は12"くらいにフラットな指板になるとコードワークがツラく感じます

*
7-1/4" to 9-1/2" compoundはコードもソロもやるけれど、どちらかというとコードがメインの人に良い。

*
7-1/4" straightはほとんどコードをプレイしている人。でもこの場合7-1/4" to 9-1/2"compoundを選んでも全然問題ない。

*
9-1/2" と 10" straightはどのポジションでも良い。11"や12"が好きな人も多いですが、私は12"でコードを弾いていると少し手が痛くなってきます。

*
12"straight以上はほとんどソロを弾いている人用。

*
私は7-1/4" to 9-1/2"compoundと7-1/4" straightの両方を使っていますが、どっちも大して変わらないです。

*
7-1/4" to 9-1/2"compound と 7-1/4" to 10"compoundはブリッジの位置で大体12"になる計算なのでとても弾きやすいです。

*
最近のFenderは9-1/2"(9.5")straightをVintage風のモデルに採用した場合、「Vintageの7-1/4"より弾き易い」って宣伝しているみたいです。












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ドット インレイ





64年以前のワイドスペーシング



64年以降のナロースペーシング



white clay dot





Real Aged Colored Clay

本物のクレイは手造りのため、形や色に個体差があります。
(だからよりVintageっぽいという考え方もあります)




imitation clay






Mother of Pearl




Abalone (Paua)




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Katsumiより:

知っている方もいるでしょうが、Vintageギターで言う「クレイドット」って本物のクレイを使ってた訳ではなく、クレイみたいに見えるってだけです。

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Musikraft Bindの作例















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フレットワイヤー


6230 
小さなワイヤーでvintageのフィーリング

6105
高くて細い、標準的なフレット

6150
ジャンボフレット for ロックプレーヤー&ベースプレーヤー

6100
大きなフレット。スキャロップド ネックのフィーリングが欲しい人に。

6000
まるで指板にspeed bump (車の速度を落とさせるために道路上に造られた膨らみ) があるかのような最も大きいサイズ。


「Jumbo 途中から Medium Tall」はシャーベルや一部のブティックメーカーに特注オプションとして用意されているハイエンド機種用のコンフィギュレーション。 二種類のフレットワイヤーを使って、高音域には同じ高さの幅が狭いフレットをインストールします。高音域を多用するハイテクギターリストに人気です。どのフレットから細くしたいかは指定出来ます。(13フレットか15フレットからというプレーヤーが多いです)





MusikraftはJescar社のフレットを標準で使用しています。リストに無いJescarフレットも特注で対応出来る場合があります。




EVO Gold
ゴールドカラーで普通のフレットとステンレスの中間の硬さです


ステンレス
摩耗は少ないけれど音が少し明るくなる傾向があるので、他のパーツの仕様を決める時にはこの事も考慮した方が良いでしょう。


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店長Katsumiより:


おそらく今時のモダーンスタイルのギターならば6105か6150くらいのサイズが最も多く、標準的なサイズと言って良いでしょう。実際、多くのお客様(おそらく80%以上)はこのどちらかを選んでいます。 いや、だからといって別に意味は無いんですけど、まあ迷った時の参考までに・・







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ナットの溝

Flat Bottom (フラットボトム)とは溝の底辺がフラットという意味です。

LSR ローラーナットは摩擦が少ないためチューニングがより安定します。 普通のFenderのナットスロットよりもブリッジ側方向に幅が広く造られています。




Earvana nut はチューニング精度が上がるcompensated nutで、スロットはLSRと共通です。Earvana nutのナット幅は1-11/16"か1-5/8"が選べます。必要ならばTCTGPで購入する事も可能ですので希望があればお問い合わせください。



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ロールド・エッジ

ロールド・エッジとはFenderがアメスタ後継機種のアメリカンシリーズを出した時に一般に流行らせた言葉で、指板の両端のエッジ部分を少し丸くなめらかに仕上げた仕様です。 普通は
「Standard Semi Rolled Finger Board Edges」

「無し」
を選んでおけば良いでしょう。


指板のエッジをなめらかにするという事はフレットのエッジ部分も合わせてなめらかに落とされます。 という事はビブラートとか結構激しい弾き方をするプレーヤーだったら、弦落ちの可能性を少しでも少なくするために「無し」を選択しておいた方が無難かもしれませんね。









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ネック・プロファイル

バックのプロファイルはギターの弾き心地に関わる非常に重要な要素です。

二つの数字は1フレットと12フレット位置での厚さをインチで表しています。

例えば C 83 92 の場合:

バックシェイプ = C
1フレット位置の厚さ = 0.83インチ
12フレット位置の厚さ = 0.92インチ

という事になります。

V-C は Vから徐々にCに変わっていくシェイプ。

特注カスタムプロファイル:
製作可能かどうかは仕様によるのでお問い合わせ下さい。
リストに既にあるプロファイルを元にどちらか一つ、又は両方の厚さを変更するというのなら可能な場合が多いです。数字の変更が一つだけの方が追加料金は安いです。



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店長Katsumiより:


Medium C 83-92
業界標準と言ってもいいサイズ。最もリクエストが多いのもこれ。最も普通、最も平均的と言っても良いでしょう。


Thin C やThin D は何故かメタル系の人に人気があるようですね。超速弾きを目指すならばクラッシックギターのような正しい左手姿勢の方が有利で、そういう場合にしっくり来るのがこういうシェイプだから?


主観ですけど90以上から始まるプロファイルは結構太いので手の小さい人には不向きだと思います。いくら好きなアーティストが使っていても「実は彼の手はグローブみたいにすっごくデカい」って時も多いから、なんでもかんでもコピーして真似しない方がいいです


V シェイプって最初はクセがあるけれど慣れるとハマりませんか? 自分はいろんなギターを弾いて久しぶりに1957 Vを持つと「帰って来た感」みたいな懐かしい感覚に襲われます。










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指板



Brazilian Walnut - Reclaimed Lumber指板とは

これは元はNYのコニーアイランドのボードウォークに使われていた材なので100年くらいシーズニングされた事になります。 音に関してはエボニーとローズの中間くらいでハカランダ指板のような音色で見た目はローズに似ています。



 



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指板材の貼り方



* 写真左がスラブボード、右がラウンド貼りです。


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店長のKatsumiから:
ちなみにVintageマニアに人気があるのはもちろんスラブボードの方。ラウンド貼りはVintageの年代が進むにつれて、どんどんローズ指板が薄くて安っぽくなりマニアからヒンシュクを買っています。 でもMusikraftの上の写真くらいの厚さがあれば十分許せる範囲です。

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*
1ピースネックの場合はWalnutのスカンクストライプがバックに入ります。

*
2ピースネックには通常スカンクストライプはありませんが、オプションとしてストライプとトラスロッドプラグを付ける事が可能です。 これはあくまでも見た目をそうするだけであって、実際に1ピースネックと同じように加工するという訳ではありません。








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グラファイト補強ロッド

薄いネック、杢が強いFlame Mapleやバーズアイのネックにはオプションのグラファイト補強ロッドを入れる事をお薦めします。

グラファイトロッドのオプションは2ピースネックの時のみ可能です。

(2ピースネック = ネック本体のシャフト材とは別に指板材が貼り付けてあるタイプのネックの事)

スラブボードのみ対応可能で、ラウンド貼の場合はインストール出来ません。

Katsumiから:
グラファイト補強ロッドは「補強する」という以外にも音の振動、響きを均一にネック全体に伝えるという効果もあります。



ミュージクラフト社製 2ピース Neck

 


  このフォームの使い方:
 
* オプションを選択してから下にあるボタンをクリックすると見積価格とオーダー用の資料が表示されます。 リストに無いパーツやオプションも対応可能な場合があります。詳しくはお問い合わせ下さい。

 
 基本価格 : 33800円

 
  ヘッドストック
Tele
 
  右利き/左利き用

 
  スケール

 
  フレット数

 
  ナット幅

 
  ヒール幅/シェイプ

 
  ネック材
(ロースト加工とは?)
下のリストに無い材の場合はお問い合わせ下さい

 
  指板材
リストに無い材の場合はお問い合わせ下さい

 
  指板材の貼り方

 
  ヘッドストック表面の化粧板

 
  糸巻きの穴

 
  トラスロッド

 
  指板のR

 
  インレイ(表面)

 
  インレイ(サイド)

 
  Binding

 
  12フレットのインレイドット幅

 
  フレットワイヤー

 
  ナットの溝

 
  スカンクストライプ(ストライプ/トラスロッドプラグ)

 
  シェイプと厚さ

 
  グラファイト補強ロッド

 
  ナットのインストール

 
  塗装

(オイルfinish以外の塗装は全てラッカー塗装になります)
 
  ロールド・エッジ

 
  その他

 
ネックマウント用の4個のネジ穴を開ける   

ローズ指板にオイルを塗る :+3900円   

Side Dot をローズとメイプルの境界線に付ける :+3100円   

チューナーのインストール
無し
インストールKlusonスタイル 10800円
インストールKlusonスタイル(エイジド加工) 15500円
インストールKlusonスタイル スタガードシャフト12400円
インストールKlusonスタイル スタガードシャフト(エイジド加工) 17100円