Single Actingロッドは順反り方向に反っているネックを修正出来るロッドで Vintage時代に使われていました。 Dual Actingは順反りも逆反りもどちらにも対応出来るロッドです。 これだけを聞けばDual Actingの方が絶対に良さそうに思えますが、ロッド自体の重さが違うのと、Single actingは常にネックにプレッシャーを与えるようにインストールされている等の理由からSingleとDualは音の響きが結構違います。 (これは「気のせいなんじゃないの?」というレベルでは無いです) なので、Vintageの音を再現したいという人はSingle Actingを選ばないとダメです。

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Adjust at Head(ヘッド側調整)はロッドを調整する時にヘッドストック側からレンチやドライバーで回します。

Adjust at Heel(ヒール側調整)は逆にネックのヒール側から調整します。 こちらはほとんどの場合ネックを一旦ボディから外す必要があります。

Wheel ヒール側調整はホイールナットの事で、こちらは調整時にネックをはずす必要はありませんが、ボディのネックポケットにノッチ加工が必要となります。

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Vintage nut - マイナスドライバーで調整
Hex nut - 6角レンチで調整
Modern nut - 6角レンチ、プラス/マイナスドライバーで調整可能